HbA1cは過去1〜2ヶ月の血糖値の平均...

2026/07/24

健診でHbA1cが高いと言われたら|坂東市の内科での検査と治療【緑野クリニック】

目次

HbA1cは過去1〜2ヶ月の血糖値の平均を反映する糖尿病評価の中核指標で、健診で「6.5%以上=糖尿病型」「5.6〜6.4%=境界型(予備軍)」の範囲に入ると要再検査の対象になります。
緑野クリニックは坂東市にある内科・小児科・透析科併設のクリニックで、完全無予約制のため健診結果票を持参いただければ当日中に再採血〜診断〜治療方針までご案内できる運用です。糖尿病性腎症のリスクが見えた段階で、透析併設の体制を活かして同じ医師チームで腎症リスクを継続フォローします。
本記事では、HbA1cの基本、健診後の流れ、当院での検査・診断、改善のためにできること、よくあるご質問までをまとめました。

健診でHbA1c高値を指摘・坂東市の内科のイメージ

HbA1cとは

HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)は、赤血球に含まれるヘモグロビンに、血液中のブドウ糖が結合した割合を示す指標です。
過去1〜2ヶ月の平均血糖値を反映するため、検査直前の食事の影響を受けにくく、糖尿病の診断・経過観察で広く使われています。

日本糖尿病学会の基準では、HbA1c 6.5%以上が「糖尿病型」と判定されます。
5.6〜6.4%の範囲は、糖尿病ではないものの、将来的に糖尿病へ進む可能性が高まる「境界型(糖尿病予備軍)」とされる範囲です。
健診の結果票では、5.6%以上を「要再検査」として表示する施設が多くあります。

HbA1cは食事の影響を受けにくいため、健診当日に「朝食を食べてしまった」場合でも比較的信頼性のある数値が得られます。
ただし、貧血や赤血球の寿命に影響する疾患があると、実際の血糖状態とずれることがあります。

健診でHbA1cが高めだったら

健診で1回HbA1cが高かったとしても、それだけで糖尿病と確定診断されるわけではありません。
糖尿病の診断には、複数回の検査結果を組み合わせて判定するルールがあります。
具体的には次のような項目が用いられます。

これらの組み合わせで、「糖尿病型」「境界型」「正常型」を判定します。
糖尿病型と判定されれば治療を開始、境界型であれば生活習慣の改善と定期的な再評価という流れが一般的です。

健診結果が「要再検査」「要精密検査」のいずれであっても、放置せず早めに医療機関にかかることが大切です。
健診結果のフォロー全般については健診で再検査と言われたら|坂東市の内科で受ける検査と治療の流れもご覧ください。

当院での検査と診断

採血・尿検査

当院では、HbA1cの再評価のために次のような検査を行っています。

健診から日数が経っている場合や、健診で空腹時採血ができていなかった場合は、改めて空腹時採血をお願いすることがあります。
来院前に空腹で受診可能な時間をお問い合わせいただくとスムーズです(0297-30-3311)。

糖尿病型と判定された場合

糖尿病型と判定された場合は、合併症リスク(網膜症・腎症・神経障害・大血管障害)の評価とともに、治療方針をご提案します。
当院では糖尿病治療として、生活習慣の改善・薬物療法・併存疾患の管理を組み合わせて進めていきます。
詳しくは坂東市の糖尿病治療|内科併設の当院でのアプローチをご覧ください。

境界型(糖尿病予備軍)と判定された場合

境界型と判定された場合は、薬物療法を始めるよりも、生活習慣の改善で進行を防ぐことが第一選択となります。
3〜6ヶ月後の再評価を組み合わせながら、進行サインを早めに捉える定期通院を行います。

HbA1cを下げるためにできること

食事

食事の見直しは、HbA1cを下げるうえで最も効果が期待される取り組みです。
バランスの良い食事(主食・主菜・副菜を組み合わせ)、適切なカロリー摂取、急激な血糖上昇を抑える食べ方(野菜から食べる・ゆっくり食べる)が基本です。
間食や清涼飲料水、糖質の多い食事の頻度を見直すだけでも、数値が改善することがあります。

運動

食後30分〜1時間の有酸素運動(ウォーキング・サイクリング・水泳など)は、血糖値の上昇を抑え、長期的にインスリンの効きを改善する効果が期待できます。
週合計150分程度の活動を目安に、無理のない範囲で続けることが大切です。

体重管理

体重が多めの方では、適正体重への近づき方が血糖コントロールに直結します。
急激な減量よりも、月単位で持続可能な体重減少を目指すのが基本です。

その他のリスク因子の管理

喫煙・睡眠不足・ストレスはいずれも血糖コントロールに悪影響を与えます。
また、高血圧や脂質異常症との併発が多いため、これらも同時に評価・管理することが望ましい流れです。

当院での長期フォロー

糖尿病・糖尿病予備軍の方は、月1回程度の通院でHbA1c推移を見ながら治療を調整していきます。
当院は生活習慣病3疾患の院内一括管理と、糖尿病性腎症リスクの早期検知(透析併設)を組み合わせた長期フォロー体制を整えています。完全無予約制(平均待ち約15分)・坂東IC5分の通院しやすさも備えています。

糖尿病性腎症のリスクが見られる場合は、早期評価のため尿アルブミン定量検査を追加し、内科+透析併設の体制で長期にわたって腎機能をフォローします。長期的な腎症進行への備えも院内で完結します。
詳しくは糖尿病性腎症の早期発見と進行抑制|内科+透析併設の当院だからをご覧ください。

よくあるご質問

Q1. HbA1c 6.5%を超えたら糖尿病確定ですか?

1回の検査だけで確定はしません。
複数の検査結果(空腹時血糖・OGTTなど)と組み合わせて、医師が総合的に判定します。

Q2. 食事で何ヶ月でHbA1cが下がりますか?

HbA1cは過去1〜2ヶ月の平均を反映するため、生活習慣の改善効果が数値に表れるまで2〜3ヶ月程度かかります。
短期的な変化を期待するより、継続的な取り組みが大切です。

Q3. 健診から日が経ちましたが、再検査だけでも対応してもらえますか?

はい、対応しています。
健診結果票を持参のうえ、当院までお越しください。
当院で再採血を行い、再評価結果は後日ご案内します。

Q4. 家族歴があると注意点はありますか?

2型糖尿病は遺伝的な素因があることが知られています。
家族(両親・きょうだい)に糖尿病の方がいる場合、より早い時期から定期的な検査を受けることが推奨されます。

Q5. 糖尿病予備軍と言われた場合、生活はどう見直せばよいですか?

食事・運動・体重管理が3本柱です。
当院では境界型と判定された方にも個別の生活指導を行い、3〜6ヶ月後の再評価で進行を見逃さないようにします。

まとめ

健診でHbA1cが高いと指摘されたら、放置せず早めにご相談いただくことで、糖尿病・合併症のリスクを下げる選択肢が広がります。
当院は完全無予約制・採血対応・生活習慣病3疾患の同時管理・透析併設による腎症リスクの継続フォローまで対応しています。
お電話でのお問い合わせも承っております(0297-30-3311)。


監修・免責

監修:緑野クリニック 院長 土谷良樹
東京大学医学部卒業後、地域の中核的な医療機関で24年にわたって、地域とともに診療。

本記事は、日本糖尿病学会のガイドラインおよび日本透析医会の自主機能評価指標(当院公開データ)を参考に作成しています。

本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、個別の診断・治療・助言に代わるものではありません。気になる症状や治療方針については、必ず医師の診察をお受けください。
記載内容は2026年7月時点の情報です。